抜歯をして麻酔が切れた後の痛みはだんだんと弱まっていきます。
ところが抜歯後2〜3日経ってから次第に痛みが強くなってくるということがあり、
これをドライソケットと言います。
ドライソケットとは、何らかの原因で抜歯後の傷に血餅
(血液がゼリーのように固まったもの)ができず、
歯を支えていた骨がむき出しになってしまう状態のことです。
【ドライソケットを予防する4つのポイント】
1)口を強くゆすがない
→血餅が剥がれてしまうため
2)傷を気にして舐めたり、指で触ったりしない
→ブラシなどでも血餅は簡単に剥がれてしまう
3)清潔に保つ
→歯ブラシが傷口に触れないように注意
4)禁煙する
→血管収縮により出血が少なくなりすぎることで、血餅ができにくくなってします
気をつけていてもドライソケットになってしまった場合、
少しでも痛みを和らげるために歯科医院に行って消毒、薬を入れてもらいましょう。
また、過度なアイシングは創傷治癒の妨げになるため控えましょう。
☑️抜歯後痛みが強くなってきた
☑️抜歯したところから嫌な匂いがする
☑️膿の味がしてきた
☑️痛みがずっと続いている
こんな時はドライソケットになっている可能性があります。
我慢せずに歯医者を受診してくださいね。