今年に入ってもインフルエンザが猛威を奮っていますが、
インフルエンザのかかりにくさには”唾液”が関係していることをご存知ですか?
花王株式会社さんの研究によると、唾液の量を調べ
「かかりにくい人」「かかりやすい人」(計109名)から、
安静にした状態で唾液を採取。
2分ごとに5回、唾液を採取し、全体の重量を比較した。
その結果、インフルエンザにかかりやすい人は、
かかりにくい人に比べて、有意に唾液の分泌量が少ないことが示されたそうです。
人は一日のうちに約1.5リットルの唾液を分泌しています。
唾液の分泌により、口から細菌が入り込まないように殺菌、抗菌しています。
しかし、これは口を閉じている状態が維持されていないと起こりえません。
口をぽかんと開けていたり、口呼吸をしていると口の中が乾燥してしまい、
唾液の分泌が少なくなってしまします。
お口の中が乾燥している場合と唾液で満たされている場合とでは、
免疫機能に大きな差ができてしまいます。
お口ぽかんを直して鼻呼吸の習慣をつけ、健康な生活を送るように心がけたいですね。