セルフケアのコツ

  • 2024年11月15日

口の中に磨き残しがあると、

その中の細菌が繁殖してプラーク(歯垢)ができます。

この細菌の塊であるプラークが除去できていないと、

やがて歯周病や虫歯になったり、症状が悪化してしまいます。

特に歯周病は、磨き残しを20%以下に抑えると、

悪化のリスクを下げられるといわれていますが、

実は歯ブラシだけでは磨き残しを20%以下に抑えることはできません。

歯ブラシだけだと、歯のすき間を十分に磨くことができないためです。

使う道具によって歯のすき間にあるプラークがどのくらい除去できるのか、

違いを調べたところ、

歯ブラシだけの場合は61.2%。

歯ブラシにデンタルフロスを加えた場合は79.0%。

そして、歯間ブラシを加えた場合は84.6%と、

つまり、「磨き残し20%以下」を

目指すためには歯ブラシとほかの道具(デンタルフロスや歯間ブラシなど歯間清掃用具)を

組み合わせて使う必要があります。

皆さんも、歯ブラシだけではなく、歯間ブラシやフロスも使ってくださいね。