ドライソケットを予防する4つのポイント

  • 2023年10月4日

抜歯をして麻酔が切れた後の痛みはだんだんと弱まっていきます。

ところが抜歯後2〜3日経ってから次第に痛みが強くなってくるということがあり、

これをドライソケットと言います。

ドライソケットとは、何らかの原因で抜歯後の傷に血餅

(血液がゼリーのように固まったもの)ができず、

歯を支えていた骨がむき出しになってしまう状態のことです。

【ドライソケットを予防する4つのポイント】

1)口を強くゆすがない

→血餅が剥がれてしまうため

2)傷を気にして舐めたり、指で触ったりしない

→ブラシなどでも血餅は簡単に剥がれてしまう

3)清潔に保つ

→歯ブラシが傷口に触れないように注意

4)禁煙する

→血管収縮により出血が少なくなりすぎることで、血餅ができにくくなってします

気をつけていてもドライソケットになってしまった場合、

少しでも痛みを和らげるために歯科医院に行って消毒、薬を入れてもらいましょう。

また、過度なアイシングは創傷治癒の妨げになるため控えましょう。

☑️抜歯後痛みが強くなってきた

☑️抜歯したところから嫌な匂いがする

☑️膿の味がしてきた

☑️痛みがずっと続いている

こんな時はドライソケットになっている可能性があります。

我慢せずに歯医者を受診してくださいね。