口臭の原因は大きく分けて
「生理的な口臭」と「病的な口臭」の2つがあります。
「生理的な口臭」は、起床時・空腹時・緊張時をはじめ、
食べ物やアルコール、タバコなどが原因で起こります。
食べ物などは物理的な原因ですが、
起床時・空腹時・緊張時などになぜ口臭が発生するのでしょうか?
キーワードは「唾液」です。
唾液には、自浄作用があり、
口の中の細菌の増殖を抑えることで口臭を防いだり、
虫歯、歯周病などを防ぐなどがあります。
1日の中で一番口臭が強いのは朝起きた時です。
寝ている間は、口が動いていないので、唾液の量が減ります。
その影響で寝起きは、口臭が発生しやすくなります。
「病的な口臭」は、大きく分けて2つの原因があります。
1つは、口の中です。
歯周病や、進行した虫歯があったり、食べカスが放置されているや、
舌の汚れがあるという場合と、
もう1つは、そのほかの病気で、糖尿病・副鼻腔炎や、扁桃炎などがあります。
そこで、ご自身でできる口臭予防として
唾液を出すマッサージで口臭を予防することも有効です。
☑️指を耳の下に当て、ゆっくりと10回ぐらい回します。
☑️顎の下に指を当てて、後方から前方に指を5回ぐらい動かします。
そうすると、じんわりと唾液が出てくると思います。
起床時などには特に唾液が減少しているので、マッサージをすると効果的です。
また、食事前にマッサージをして唾液が出るようになると
飲み込みなどスムーズに行えます。
口臭は過度に気にする必要はありませんが気になる人は、
歯科医院や口臭外来がある専門病院で検査なども可能なので、
ひとりで悩まず、お近くの歯医者さんを頼ってくださいね。