年末年始は、忘年会・お正月のごちそう・生活リズムの変化など、楽しいイベントが多い時期ですね。
一方でこの時期、歯のトラブルが増えやすい ことをご存じでしょうか?
今回は、年末年始に特に多い歯のトラブルについてご紹介します。
◆ トラブル① 急な歯の痛み
年末年始は、
・甘いものや間食が増える
・だらだら食べが続く
・歯みがきの回数や質が下がる
といった生活になりがちです。
その結果、むし歯が急に痛み出す ことがあります。
「少ししみるだけ」と思っていた症状が、連休中に悪化するケースも少なくありません。
◆ トラブル② 詰め物・被せ物が取れる
お餅やおせち、硬いおつまみなど、年末年始は歯に負担のかかる食べ物が増えます。
その影響で、詰め物や被せ物が外れてしまう こともよくあります。
取れたまま放置すると、
・しみる
・むし歯が進行する
などの原因になるため注意が必要です。
◆ トラブル③ 歯ぐきの腫れ・出血
疲れや睡眠不足、ストレスがたまりやすい年末年始は、免疫力が低下しがちです。
その影響で、歯周病が悪化し、歯ぐきが腫れたり出血したりする ことがあります。
◆ トラブル④ 歯ぎしり・食いしばりの悪化
忙しさや人付き合いによるストレスで、無意識の歯ぎしり・食いしばりが強くなる方も多いです。
顎の痛みや歯の違和感として現れることもあります。
◆ トラブル⑤ 連休中に歯医者に行けない不安
年末年始は、多くの歯科医院が休診になります。
「痛いのに診てもらえない」「応急処置だけで終わってしまう」といった不安も、この時期ならではです。
◆ 年末年始を安心して過ごすために
・少しでも気になる症状がある
・詰め物に違和感がある
・しばらく歯科検診を受けていない
このような方は、連休前の受診 をおすすめします。
事前にチェックしておくことで、安心して年末年始を過ごすことができます。
お口のトラブルは早めの対応が大切です。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。