抜歯して、麻酔が切れた後の痛みはだんだんと弱まっていきます。
ところが抜歯後2〜3日経ってから次第に痛みが強くなってくることがあり、
これを“ドライソケット”といいます。
ドライソケットとは、何らかの原因で抜歯後の傷に血餅
(血液がゼリーのようにに固まったもの)ができず、
歯を支えていた骨がむき出しになってしまう状態のことです。
今回はドライソケットを予防するための4つのポイントをお伝えします!
☑口をゆすぎすぎない
→血餅が剥がれてしまうため
☑傷を気にして舐めたり、指で触ったりしない
→ブラシなどでも血餅は簡単に剥がれてしまう
☑清潔に保つ
→歯ブラシが傷口に触れないよう注意
☑禁煙する
→血管収縮により出血が少なくなりすぎることで、血餅ができにくくなってしまう
気を付けていてもドライソケットになってしまった場合、
少しでも痛みを和らげるためには、我慢せずに、歯科医を受診してくださいね。