毎日の歯みがきにプラスしたい「歯間ケア」。
患者さんからよくいただく質問が、
「歯間ブラシとフロス、どちらを使えばいいですか?」 です。
結論からお伝えすると、お口の状態によって使い分けるのが正解です。
◆ フロスがおすすめな方
フロスは糸状の清掃用具で、歯と歯がぴったり接している部分の汚れを落とすのが得意です。
・歯と歯のすき間が狭い
・むし歯予防を重視したい
・歯ぐきが引き締まっている
このような方には、フロスがおすすめです。
◆ 歯間ブラシがおすすめな方
歯間ブラシは、歯と歯のすき間が広い部分の清掃に向いています。
・歯ぐきが下がってきた
・歯周病が気になる
・ブリッジや矯正装置が入っている
このような場合は、歯間ブラシが効果的です。
◆ 実は「使い分け」が理想的
歯と歯のすき間は、場所によって広さが違います。
そのため、フロスと歯間ブラシを部位ごとに使い分けるのが理想的です。
◆ サイズ・使い方も大切です
特に歯間ブラシは、サイズが合っていないと歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。
「どれを選べばいいかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。
毎日の歯間ケアで、むし歯・歯周病をしっかり予防していきましょう。