矯正中に食事をするときの注意

  • 2025年10月2日

矯正中に食べ物を食べるときは、以下の点に注意しましょう。

  • 歯が動く痛みがあるときは食材の硬さや調理方法に注意する
  • 口内炎があるときは刺激の強い食べ物を避ける
  • マウスピースや拡大床などは外してから食べる
  • 食べたあとは歯磨きをする

歯が動く痛みがあるときは食材の硬さや大きさに注意する

歯が動く痛みが落ち着くまでの間は、柔らかい食べ物を少しずつ食べるようにして、

できるだけ歯に刺激を与えないようにしましょう。

特に痛みを強く感じる場合は、1cmくらいに角切りにした具材を柔らかく煮たスープや、

ポタージュ、お粥、リゾットなど、食材が噛み切らなくていい大きさで、

舌で潰せるくらいの柔らかさになっているかに注意しましょう。

口内炎があるときは刺激の強い食べ物を避ける

矯正中はワイヤーやマウスピースの縁が頬や歯茎に当たって、口内炎ができることが

あります。口内炎があるときは、香辛料が入っている食べ物、味の濃い食べ物、

熱い食べ物が口内炎に沁みて痛くなるので、控えるようにしましょう。

口内炎の痛みを悪化させる食べ物

  • 香辛料が入っている食べ物
  • キムチ
  • カレー など
  • 味の濃い食べ物
  • お好み焼きソース
  • ミートソース など
  • 熱い食べ物
  • 熱々のスープ
  • ラーメン など

マウスピース矯正の場合は、食べ物や飲み物の色素が歯に残ったままマウスピースを

はめると、透明なマウスピースが黄色や茶色に変色することがあります。食後に歯磨きを

すればマウスピースの変色は防げるので、特に気を付けましょう。

歯磨きができないときは、補助用具やマウスウォッシュなどで最低限のケアを行います。

矯正中も美味しく食事をしよう

食べ物選びのポイントを押さえて、矯正中も美味しく食べ物を食べられるように

工夫してみましょう。