矯正中に食べ物を食べるときは、以下の点に注意しましょう。
- 歯が動く痛みがあるときは食材の硬さや調理方法に注意する
- 口内炎があるときは刺激の強い食べ物を避ける
- マウスピースや拡大床などは外してから食べる
- 食べたあとは歯磨きをする
歯が動く痛みがあるときは食材の硬さや大きさに注意する
歯が動く痛みが落ち着くまでの間は、柔らかい食べ物を少しずつ食べるようにして、
できるだけ歯に刺激を与えないようにしましょう。
特に痛みを強く感じる場合は、1cmくらいに角切りにした具材を柔らかく煮たスープや、
ポタージュ、お粥、リゾットなど、食材が噛み切らなくていい大きさで、
舌で潰せるくらいの柔らかさになっているかに注意しましょう。
口内炎があるときは刺激の強い食べ物を避ける
矯正中はワイヤーやマウスピースの縁が頬や歯茎に当たって、口内炎ができることが
あります。口内炎があるときは、香辛料が入っている食べ物、味の濃い食べ物、
熱い食べ物が口内炎に沁みて痛くなるので、控えるようにしましょう。
口内炎の痛みを悪化させる食べ物
- 香辛料が入っている食べ物
- キムチ
- カレー など
- 味の濃い食べ物
- お好み焼きソース
- ミートソース など
- 熱い食べ物
- 熱々のスープ
- ラーメン など
マウスピース矯正の場合は、食べ物や飲み物の色素が歯に残ったままマウスピースを
はめると、透明なマウスピースが黄色や茶色に変色することがあります。食後に歯磨きを
すればマウスピースの変色は防げるので、特に気を付けましょう。
歯磨きができないときは、補助用具やマウスウォッシュなどで最低限のケアを行います。
矯正中も美味しく食事をしよう
食べ物選びのポイントを押さえて、矯正中も美味しく食べ物を食べられるように
工夫してみましょう。