虫歯は、プラーク(歯垢)の中にいる虫歯菌が、
酸を出し、歯を溶かすことで起きる病気です。
虫歯菌は、歯を溶かす酸をつくる力の強い菌や弱い菌がいて、
力の強い菌が多ければ虫歯になりやすくなります。
虫歯菌は、糖分を餌にしてどんどん増えるため、
甘い物をよく食べれば虫歯になりやすくなります。
ただ、虫歯の原因はそれだけではなく、
食事の回数や歯並び、歯みがきの状況、唾液の量など、
さまざまな原因によって生じます。
また、虫歯になりやすい箇所は、
「歯と歯の間」、「歯の根元」、以前治療をした「詰め物と歯の隙間」の3箇所です。
「歯と歯の間」と「歯の根元」は手入れが行き届きにくいため、
プラークがつきやすいところです。
特に、「歯の根元」は、加齢によって歯ぐきが下がり、
歯ぐきに守られていた箇所が露出してしまうと、その部分が虫歯になりやすくなります。
「詰め物と歯の隙間」は、詰め物が噛むことですり減ったり、
剥がれたり、膨張したりすることで詰め物と歯の間に隙間ができ、
そこにプラークがたまって虫歯になります。
【虫歯になりやすい特徴とは】
☑️歯みがきは1日1回以下
☑️間食やだらだら食べることが多い
☑️甘いものをよく食べる
☑️しばらく歯科に行っていない
☑️口の中がよく乾く
☑️歯並びが悪い
☑️歯周病がある
☑️かぶせ物や詰め物が多い
上表のチェック項目は、当てはまる数が多いほど、虫歯になる可能性が高くなります。
定期的に歯医者さんで健診を受けましょう!