顎骨骨髄炎とは

  • 2024年6月7日
  • 2024年6月7日

「骨髄炎」とは、骨(骨髄)の中に細菌が侵入し炎症を起こす病気です。

その中でも、口腔内の細菌に感染したことが原因で起きた炎症が、

顎骨(がくこつ=顎の骨)内の骨髄にまで波及するものを「顎骨骨髄炎」といいます。

上顎と比べ下顎は血流が悪く、骨髄に達した細菌が死滅しないため、

一般的には下顎の骨の方が骨髄炎になりやすい傾向があります。

経過により急性と慢性に大別され、最も多い原因が歯性感染

(虫歯や歯周病が原因の感染)です。

早期発見のポイントとしては、

原因の多くが歯性感染であるため、口の中の衛生状態を良好に保つことが大切です。

自覚症状がなくても、かかりつけ歯科をもち、少なくとも年に1回は健診を

受けることが大切です。